台風は年々強さを増しています。タンカーを橋にぶつけて空港閉鎖を余儀なくさせる、いとも簡単に車が横転する強風。
2019年の房総半島台風では、多くの屋根瓦が飛ばされるなど、甚大な被害が発生したことから、いままでの瓦の施工方法では近年の台風には耐えられないとの判断がなされ、2022年1月より約50年ぶりに建築基準法が改正となりました。大切な家を守るためには耐震性だけではなく屋根瓦について、今まで以上に強風対策が必要なのです。
飛来「しない」「させない」ご準備を
飛来物から住まいを守り、被害を減らすために、雨戸やシャッターが取り付けられています。
窓ガラスが割れてしまうと、破片が室内に散乱し、怪我をする恐れもあります。
また、ガラスが割れていると簡単に住居に侵入できるようになり、防犯面でも心配です。
ご近所にガラス屋さんはございますか?ペアガラスやトリプルガラスなど、高性能な窓になるほど入手に時間がかかるようです。
また、シャッターは室内から開閉ができる電動式が安心です。
災害の復旧には費用や時間だけでなく、心労もかかります。いざという時のために火災保険に加入しますが、新築時に検討されたきりで、会社名も、保証範囲も「うろ覚え」の方も多いのでは。特約や期限など、保険の保証内容を改めてご確認してみてはいかがでしょうか。
バルコニーに置いてある鉢植えなどが強風で飛んでしまったり、屋根瓦が通行人に当たれば重大事故になりかねません。我が家から飛散物を出さないように台風シーズン前の点検も大切です。
地震とは異なり、台風は進路や到達日時の予測が立つ分、備える時間があります。ある程度は防ぐことができる災害ともいえます。
これから本格的なシーズンを迎えます。セキスイハイム オーナーサポートサイト「緊急時・災害時の対策ガイド」をご覧いただき、台風に備えましょう。