住まいと暮らしのQ&A

今年の花粉飛散量は昨年の3倍?今からできる花粉症対策

今年は花粉飛散量が昨年の約3倍増加しており、症状が出始めた時期も早いとされています。九州は例年並み、四国、中国、近畿、北陸はやや多く、東海と東北は多く、関東甲信は非常に多い見込みのようです。花粉の飛散量は前年夏の気象条件に影響され、気温が高く日照時間が多いほど花芽が多く形成され、翌春の飛散量が多くなる傾向があるようです。
この最強最長寒波が収まったのちは、一気に暖かく本格花粉シーズン到来になるのでしょうか。桜前線の前に憂鬱な黄色花粉前線がやってきます。

花粉症対策は体の内側から

腸内環境の悪化や睡眠不足は免疫機能を弱らせるようですから、日頃の生活上の注意で出来ることです。食事は大根、玉ねぎ、人参、トマト、キャベツ、ホウレンソウ、芋系の水溶性食物繊維を摂取して腸内環境の改善を図る。スマホをいじらず早めに身体を休めるようにし、免疫機能だけでなく自律神経のバランスを整え、体調管理に努めたいものです。

外からの花粉をシャットアウト!

コロナで慣れたマスクをしてなるべく粘膜に花粉が付かないようにし、花粉の付きにくいツルツルとした素材の上着を着るようにして、帰宅の際は出来るだけ衣服についた花粉をよく払うこと。玄関に空気清浄機を配置して、なるべく花粉を持ち込まない事も大事でしょう。花粉が付きにくいように静電気防止の衣類柔軟剤の使用もいいようです。
持ち込んだ、身体についた花粉は、手洗いうがいで除去する、こまめに部屋の掃除をするのが出来ればいいが、忙しい私たちには無理であれば、お掃除ロボットによる留守中のお掃除は助かります。

つらい症状には、早めの対策を

このようにお薬だけでない工夫から試みていきたいものです。しかし、つらい症状を抱える方は、早めのアレルゲン免疫療法で舌下免疫療法や皮下注射があるようです。初期治療が大切で、花粉が飛散し始める前から治療を始めることが高い治療効果が得られるようです。

皆さんはどんな対策をされていますか?